【色・艶編】美味しいカニの見分け方
スーパーに並ぶ数少ないカニの中から、カニ鍋に適したカニを選んで買うのは大変です。
高価なカニを買うのですから、味の悪いカニ、生臭いカニは避けたいものです。
せっかくのカニ鍋です。おいしいカニ鍋を作りましょう。
美味しいカニ鍋を作るには、美味しいカニを選ぶことが一番大切です。
では、美味しいカニとは、どんなカニなのでしょうか?
ここでは、美味しいカニの見分け方を紹介しましょう。
茹でたカニの選び方
まず、色を見てください。
タラバガニもズワイガニも、色が2色になっています。
どちらも茹でたカニは鮮やかな赤い色をしていますから、よく見て、色艶の良いきれいなカニを選びましょう。
鮮度が落ちたカニは、赤から茶色っぽくなっています。
中には、そんなカニを売っているお店もあります。
発色の良くないカニは見ればわかりますから、鮮度の悪いカニを選ばないように、よく見てくださいね。
ただし、毛ガニは、茹でても鮮やかな赤いカニにはなりません。
毛ガニをカニ鍋に入れることは少ないと思いますが、毛ガニを買う際は覚えておくと良いですね。
カニ鍋用に、姿のまま売られているカニがあったら、甲羅の状態をチェックすることも大切です。
カニの色艶が良くても、甲羅が乾いているカニは、茹で過ぎてしまったカニなのです。
カニを茹で過ぎると、身が硬くなり塩分が濃縮されてしまい、カニの味が塩辛くなってしまうのです。
カニ鍋を楽しみに、せっかく作るのですから、失敗しないようにカニを買うことから慎重に準備したいですね。
活きガニの選び方
旅行などで観光地でカニを購入するときの活きガニや生がにの選び方です。
現地でのかに選びでは、赤みがあり色鮮やかな艶のあるカニを選びましょう。
そして必ず手にとって小さくても「重み」のあるカニが良いカニです。
生カニは、時間が経つと乾燥したり脚の付け根が空気で焼けて黒っぽくなったりします。
そのようなカニは避けて購入するのがよいでしょう。
そして手にとって重さを確認してしてください。
カニは見た目で買うのではなくて、重さで買うのが良いカニの選び方です。
店頭でカニを並べて同じ規格、大きさとして陳列していますが、天然物のカニは個体ごとに重さも色艶も違うので、洋服や家電製品のような感覚で注文しないことです。
特に、カニを複数購入するときは「一杯ごと」確認して手に取り、支払いが済むまでカニから目を離さないことです。
帰宅したら、一回り小さいカニが入っていたことなんてよくあることです。
格安のカニを購入するときは得したように思えますが、あとになって後悔しないようある程度の予算を持って購入しましょう。