【ボイル編】だれもがうなずく美味しいカニの見分け方
カニを買うときは、茹で過ぎのカニを買わないように注意しなくてはいけませんが、逆に茹でが足りないカニもいけません。
茹で足りないカニは、みそが固まっておらず、身の甘みが落ちてしまうのです。
注意点はカニから出ている汁気です。
パック済みのカニは、パック内に汁がたまっていないか確認しましょう。
カニに直接さわれるようなら、ちょっと足をつまんでみて、汁が出ていないか確認しましょう。
どちらも汁が出ているようなら、それは茹でが足りないカニの可能性があります。
また茹で具合を確認するのに、カニの腹の色をチェックする方法もあります。
お店では、カニは甲羅を上にして並べられていますが、それをちょっとひっくり返してみてください。
カニの腹は普通は少し黄ばんだ色をしています。
それが、黒っぽく変色している場合は、茹でが足りないのです。
かにみそが固まらなかったために、腹に流れて浸透して黒っぽくなったと考えられます。
このようなカニを時々お店で見かけますが、これではかにみその量が少ないですし、身の方にかにみその油分が回ってしまって、身の味が落ちています。
こういうカニを使っても、美味しいカニ鍋は作れません。
カニの甲羅を上にした並べ方は、観光地のお店などでもよく見られますが、この並べ方では、かにみそが身へ流れ込んでしまうのです。
カニ選びのツウは、腹側を上にして並べてあるお店からカニを買うそうです。
ボイルしたカニはもちろんそのまま食べられますが、そのまま食べれば茹で過ぎのカニ、茹で足りないカニの味がよりはっきりわかるでしょう。
ボイルしたカニは冷凍されている理由
ボイルして茹でてあるカニは冷凍されています。
カニ鍋やカニしゃぶに使う意外であれば、ボイルしたカニか冷凍されたカニを使うのが良いのです。
理由は、活きた蟹は鍋にも使えカニしゃぶにも使えますが、生きたカニは国内で高騰しており高価です。
また、最大の理由は生きていないカニを冷蔵やチルドで自宅まで届けられる頃には鮮度が落ちているため、冷凍でお送りするのが鮮度を保つため大切になってきます。
また、ボイルした茹でカニもプロが茹で上げた瞬間に冷凍しお送りするのが鮮度と旨味を保ち美味しく食べられるのが理由になります。
自宅で生きた状態のカニを茹で上げるのであれば良いのですが、その場合茹で上げるのは誰にもできますが美味しく茹で上げるのは別です。
したがって、ボイルしたカニを手に入れるのなら現地で茹で上げたカニを求める方がよいでしょう。
生きていないカニを茹で上げるより美味しく食べられます。
解凍方法はお買い求めるお店に問い合わせして、アドバイスを受けた通りに解凍されるのが良いでしょう。
通販サイトでお買い求めになるのであれば、必ず解凍方法は添付されますので手順に従って解凍してください。