失敗しないカニの「殻つき」と「殻むき」かに選び

失敗しないかに選び

カニといえば姿まるごとのズワイやタラバ・毛蟹などを想像するものだけど、
今時のカニを注文するとき通販サイトにたどり着けば「殻つきかに」や「殻むきカニ」に出会うことになり、慣れていないユーザーの方にはどれが良いのか分かりづらいです。

さらに決めるときに「ナゼか、かわからない表記があって」わかりづらいし、どれがいいのか判断つかないのに勢いに任せて注文して苦い思いをされる時がある。

とにかく聞きなれない用語が多いし、選ぶときの「ポイント」もわからないまま注文している方も多いのではないでしょうか。
例えばタラバガニやズワイガニでの「フルシェイプ」「ポーション」「ビードロカット」など、なれない用語に惑わされてかに選びに失敗しないようポイントを「まとめ」てみました。

失敗しないかに選び

  1. 失敗しないカニの「フルシェイプ」選び
    かにの「フルシェイプ」ってなに?
  2. 失敗しないカニの「ポーション」と「ビードロカット」選び
    かにの「ポーション」やビードロカット」ってなに?
  3. 【まとめ】失敗しない殻つきカニと殻むきカニ選び
    手に取ることが出来ない通販での「かに選び」だから要点を教えて!

失敗しないカニの「フルシェイプ」選び

カニの通販サイトでよく見かけるのがこの「フルシェイプ((full shape)」だけど、サイトには画像が貼り付けてあるので見ればカニの「肩脚」ということがわかります、この場合カニは「殻つき」で提供されています。

フルシェイプ(full shape)というのは「(ほぼ)いっぱいの、満ちた」「形、形状」という意味ですので、この場合「かにの肩脚のフルシェイプ」と考えるのが妥当です。

でも・・かにの通販サイトの内容表記を見ると「足し脚(差し脚)有り」などと記載があります。

フルシェイプでの「足し脚(差し脚)有り」とは

テキスト

この「足し脚(差し脚)有り」については、提供されるフルシェイプ(肩脚)の重量表記を満たすために足らない重さを他のかにの足を持ってきて「足す(差し足す)」ことなのです。

表記重量が「1kg」のフルシェイプにするなら肩脚のフルシェイプが700gだと表記重量は満たすことができません。

ですから、他のカニから脚を一本持ってきて足すことにより「1kg」にして重量を満たして提供している時があるのです。

ここは「押さえて」おきたいですね。

そのほか例えば「ズワイがに肩脚フルシェイプ(4肩)」ということは・・
一肩脚あたり「250g」ということになり、届いた時に箱を開けると「小さなカニの肩脚の集まり」で食べごたえはイマイチで醍醐味は味わえないかもしれません。

フルシェイプでの「足し脚(差し脚)有り」については悪いことではありませんが、わかって買い付けるのと知らないで買ってしまったのとでは全然違いますので押さえておきたいものです。

「足し脚(差し脚)有りのカニのフルシェイプ」を重さで買うよりは「一肩ごとのカニの重さ」を調べて食べる量が足らない場合は追加で注文してください。

同じ重さでも食卓を囲むときボリュームも出ますのでカニの醍醐味が味わえます。

失敗しないカニの「ポーション」と「ビードロカット」選び

ズワイのむき身

次にあげるのがカニの「ポーション」と「ビードロカット」です。

今流行りのポーション(portion)とは「・・の切り離された(一部)」という意味で、この場合カニの「むき身」ということになります。

カニを堪能するときに最も美味しく食べられる部位は「かにの脚」ですね。

このカニの脚をむき身(ポーション)にして一部手に持つところのみカニの殻を残してさばいてある状態を「かにのポーション(むき身)」と言っています。

料理の手間が省けて取り扱いがしやすいため非常に好まれているいます。

カニしゃぶやカニ鍋など焼き蟹にしても美味しくいただける、すぐに食べられるカニを下ごしらえしている状態のことなのです。

「フルポーション(full portion)」とは、かにの身だけをむき身にしたものなのですが通販サイトでは「殻むき」と「殻つき」のカニのむき身を混在しているのが実態です。

タラバがに半むき身

良くにているものに「ビードロカット」というものがありますが、これは「半むき身」と解釈してください。

殻むきカニのポーションと同じむき身ですが「殻の上側半分を取り除いている(半むき身)」状態をいいます。

カニを堪能するときに殻や甲羅を外して食べるのが当たり前で、これが楽しみだとする人も多くいますけど一方面倒だと思う方も少なくありません。

近頃では簡単に食べれるようにポーション(むき身)やビードロカット(半むき身)のように工夫を施してある「下ごしらえ済みのカニ」が人気なのです。

特徴として半分殻つきですから焼き蟹やカニ鍋などに重宝さています、なぜならば殻つきのほうがカニの旨みやダシがよく出ますので、美味しくいただけます。

カニをとのようにして食べるのかを考えて、その料理に合った「下ごしらえ済みのカニ」を選ぶことが大切ではないでしょうか。

かにポーション(むき身)ビードロカット(半むき身)の選び方

  • 表示重量あたり本数をチェック
    カニの爪や爪下、だき(付け根)などの食べれない余分な部分は一切含まれていない状態で、1キロあたりであれば出来るだけポーション本数が少ないのが一本あたりの蟹足の大きさが大きいことになるので、食べごたえはある。
  • 食べ方と料理別で選ぶこと
    脚の最も太い部分のみをむき身にしているのが好みなら爪や脚の先、だき(付け根)などは入れていないポーションを選ぶ。
    またカニ鍋や焼き蟹にするなら爪や脚の先、だき(付け根)なども入っているビードロカットを選ぶべき。
  • 通販ごとの表示規格はあてにならない
    通販ごとの規格サイズ(●Lサイズなど)に惑わされない。必ずポーション(むき身)ビードロカット(半むき身)などは規格重量に対して一本あたりの大きさを求めれば良い、本数が多いからといってお買い得ではない。

失敗しない「殻つきカニ」と「殻むきカニ」選びまとめ

ポーション料理

ます初めに国内での消費されているカニの「殻付きや殻むき」でのポーションやビードロカット並びにフルシェイプなど「下ごしらえしたカニ」はおおかた外国より輸入されていることを認識していただきたい。

国内で獲れたとれたてのカニを「わざわざ加工」することは、流通経路の発達により鮮度も一昔より保たれていますので「何もわざわざ加工なんて?」する必要もなく高額で売れてしまいます、だから通常はいたしません。

外国から輸入が悪いわけでもなく、カニ通販も国内の商社や自社のスタッフを現地派遣して国内の規格品質に合うようにカニを加工しているので安心なのです。

ただ「訳ありカニ」は注意してください、「激安・格安」などと謳っている業者の中には安かろう悪かろうというカニも提供しているものも現状ではあります。

せっかくカニを味わう機会に苦い想いをするのは避けたいですし、求めていたイメージと違うカニが送られてくるケースで楽しみにしていたイベントも台無しになってしまいます。

正直なカニ通販会社を見つけるのには、詰まる所「取引」をしなければ現状でのネットで「口コミや評価」を見ても判断できません。

カニを漁獲できる土地柄の近くに住んでいる方は手にとって比較検討できますが、国内の殆どの方はそのような環境下にお住まいではありません。

そのためにも扱いやすく料理もしやすい「殻つき・殻なし」でのポーションやビードロなどの選び方を理解した上で、見落としがないように注文いたしましょう。

【まとめ】失敗しない「殻つきカニ」と「殻むきカニ」選び

  • 大切なイベントや贈り物の時のカニの予算は妥協しない。
    やはり、大切なイベントや贈り物にはカニはケチってはいけません。目的にもよりますが後で後悔するより目標予算のチョイ上を目指しましょう。
  • カニの訳あり商品は注意が必要、本当に良質なものを目指そう。
    年々貴重な海産物の一つであるカニは、多くの通販で販売していますが、「訳あり商品」で得する方は希だと考えて行動をおこしてください。
  • 送料無料と送料有料に翻弄されないでください。どちらにしても消費者側は支払わされています。
    送料無料なんて信用されている方は今の時代皆無でしょう。運送会社が無料で送ってきませんし、料金に加算されています。
  • 食べ方・料理別に「殻つき」「殻むき」カニの下ごしらえ別にカニを選ぶ。
    カニ鍋でしたら「ビードロカット(半むき身)」がおすすめで、カニしゃぶ鍋なら「ポーション(むき身)」がお勧めです。こんな感じでカニを選びましょう。

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